もっと勉強してから来てよ!

イヤ~驚いたね!

理事会に来てくれと言うから出かけて行ったら、一人の理事の口からこんな言葉が飛び出した。殆ど初対面の相手に失礼極まりないが、争いごとにしに来たわけではないからスルーしておいた。

ペット問題の話ではだれも当事者意識が希薄で、殆ど中身のある意見は出ないのに、事務手続きの話になったら一斉に口が滑り始める。その極めつけが、この男。いきなり区分所有法とはと解説を始める。好きなだけしゃべった後で、どうだとばかりにタイトルの

「もっと勉強してから来てよ!」

とやってくれた。これでこの男の溜飲が下がったのか、ますます興奮したのか、よく分からない。挙句の果てに、この男ときたら「予定時間を過ぎているから早く終われ」とクレームしてくる始末。

これではペット問題より理事問題だろう。

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2019/09/14理事会:ペットクラブに関連しての意見交換で分かったこと
(敬称略)

さて時間を戻して冒頭からのやり取りを振り返る。短時間の事ながら、収穫は色々な意味で多い。

(順不同)
  • 意見交換お前にレディネスチェックを実施。理解度を踏まえて、意見交換することが大事なため。数日前の常田氏との立ち話がかみ合わなかったことを踏まえてと背景を説明。
  • レディネスチェックの結果:参加者6名。
  1. ペットを飼っている人・過去飼っていた人:ゼロ。
  2. ペット・動物が嫌いな人:1名(菊島):変な笑いをして挑発的な態度にさえ見える。
  3. 動物愛護法の存在・内容・改定・最新版を知っている人:1名(小島)。他の人は殆ど無反応。
  4. 動物福祉5か条を知っている人:ゼロ。
  5. ペット飼育細則を知っている人:3名(稲葉・小島・常田)
  6. 同策定プロセスを知っている人:1名(小島)ただし大枠の経緯で策定時の調整等については知らない。
  7. ペットクラブの掲示を知っている人:全員(掲示ぐらい誰でも見ているでしょうとの発言でそうなった)(実際のところは不明
  8. ペットクラブのWEBサイトを」見ている人:ゼロ。
  • 小島氏に感謝
  1. 小島氏から、新設時の規約内容、平成18年時のペット議論、背景となった居住者の依頼のハードコピーが配布された。
  2. 議論する時間は取っていないので、これらの内容を踏まえた対応は別途検討する。
  3. 規約は現在の法律や常識に照らせば既に不適当になって居rかも知れない。しかし、ルールはルールとして運用すべき。(ここは理解に苦しむ。ローカルルールにも運用という発想はある筈)
  • 稲葉氏に感謝
  1. 想像を超えるアイデアが出された。西側の空きスペースをドッグランなどペットスペースにする考え方もある。
  2. 確かに、行きどまりで砂利を知っているだけの無駄スペースと言えなくもない。
  3. 1階の居住者に迷惑になったら拙いというと、4分の3で決めれば済むこと。(常田氏・他)
  4. ペットクラブとしては、数の暴力に当たりそうなことは回避したい。事前調整が必要と考える。
  • 掲示物
  1. ロビーの掲示板は左:管理会社、右:管理組合と決めているそうだ。(居住者が自由に使えるスペースはないらしい。何を考えているんだろう?。トラブルを懸念して?。)
  2. ペット歩行禁止の掲示が剥がされたらしい。ロビーで確認すると掲示されていた。(「ペットクラブ・・」の掲示の前に、ペット歩行禁止」を理事長名で張り出しているが、実際に作成したのはは常田理事とのこと。常田氏は外にる家族から時々ペットを預かることもあり、ペットに対する理解も深いようだ。その後、数日前にペット歩行で何か問題があったのか確認すると、具体的な問題があったとも、ないとも言わない、曖昧な受け答えだった。ペット歩行禁止の理由は依然不明だったが、本日の小島氏配布資料で要因・元凶が把握できた。なお、もう一つ留意すべきは動物虐待助長の疑いのある掲示を理事長が理解しないまま理事長名で出し続けることへのリスクもある。
  • 改善
  1. 共用部ケージ利用時に、ケージの一時置き場として駐輪場利用を理事会として許可することにしたらしい。(7月ごろの理事会) (⇒こういうものこそ掲示すべきだろう。これは、まだ規約でもないから、運用ということだろう。
  • 規約の優先度
  1. 規約で決めたことは、他の法律は関係なく優先されるとの意見があった。多くの人が賛同しているようだ。
  2. 区分所有法の話が出たのもこの辺りかな。自分は物愛護法も読まずに平然としていて、他人には事実確認もしないでいきなりもっと勉強しろよはないだろう。人間性が疑われる。
  3. 恐らくは勘違いしているのだろう。マンションのルールはマンション内で解決する限りは有効。マンションの外、例えば裁判になれば、一般法律が優先されるから、法律違反のルールはケースバイケースとしても相当の合理性でも証明されない限りは法律には勝てない。。特に基本的人権を脅かす類のルールは論外。動物虐待を助長する内容の場合も当然問題になる。
  • アンケート実施
  1. 当面の予定としてアンケートを実施することを説明。
  2. 9月配布、10月回収。
  • その他
  1. 会議をリードしている(仕切っている)のは常田氏。スマートで悪くないが、理事長の違憲確認はもっとやった方がよい。
  2. 稲葉氏(副理事長)は管理業務実務に強いことに加えて、発想が豊かで、改善意欲も強いが、現実解を選択できる知恵も持っている。
  3. 小島氏(監査)は、理事長経験者で、ペット関連の法律や、マンション内ルールにも明るく頼もしい。ペットクラブ関連の規約類の制定について色々アドバイスを期待したい。
  4. 理事長は臨時交替している事情もあって現時点での強力なリーダーシップを期待するというよりは、誠実なお人柄から、暴走した議論のクールダウン、健全化に向けたイニシアティブが期待できる。
  5. 菊島雪広氏(消防)は人柄は良さそうだが、やや誤解を受ける懸念あり。現時点でペットクラブへの協力はあまり期待できなさそう。


小島氏から提供された資料:
  1. 当初のペット関連規約
  2. 改定の切っ掛けとなった投げ込み文書と引継ぎメモ
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