現在の理事会には、ペットを目の敵にしているかのような人がいるようだ。根拠なく、動物虐待を助長しているのは許しがたい行為といえる。
天下の悪法の1つが「
らい予防法」。
ハンセン氏病(らい病) を正しく理解しないまま、世界の趨勢をも無視して、法律でございで居座った悪法が廃止になったのは、平成も8年になってからのこと。
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らい予防法」は
1953年(
昭和28年)8月15日に公布され、
1996年(
平成8年)
4月1日に廃止された。 それまであったライ病に関する政策を法律にしたものだが、既に時代遅れの内容だったにも関わらず反対を押し切って制定したもの。科学的・医学的な根拠に基づかない偏見・差別を助長するだけの法律。
日本の医療行政の恥部とされる部分であり覆せない歴史だ。
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「
らい予防法」は病気の症状は確かにあるものの。その遺伝性とか感染性に対する事実誤認が最大問題であるが、「ペット歩行禁止」は、問題とする根拠さえ何もないに等しく、結果的に、動物の命を縮める実害を招いているということでは「
らい予防法」より悪質と言える。
無責任で根拠の確認されていない投書で虐待助長は酷いが、実質運用されていなければ問題ないものの、このいかがわしいルールをせっせと押し付け始めたのは無責任な確信犯と言える。
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